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「人権作文コンテスト」なるものがあります。各市町村、都道府県の法務局が全国津々浦々の中学校に人権作文の募集をします。各自治体レベルでの選考があり、「○○市人権作文コンテスト入賞作品」「○○県人権作文コンテスト入賞作品」という形で、冊子ができます。 さらに、各自治体レベルでの入賞式も行われます。教師が該当生徒を連れて会場に行きます。 ところが、この人権作文には、もちろんさして間違ったことが書かれているわけではありませんが、「この子、どうして、こんなにいじけてるのかしら」「これって、僻みすぎなんじゃないの?」「もっと、大きな希望を持ったらよいのに」「それより、高貴な行いをする志を持つことを考えたら」などの感想が沸いてきます。 中には、中学校の吹奏楽部で朝鮮学校の吹奏楽部の人と交流して、その人達がふつう人達であるとし、「差別っていけないことだと思います」、などと安易に書いてあるものもあります。在日韓国朝鮮人に対する差別は日本では大方なくなっており、また、制度的差別はまったくありません。 それよりも、朝鮮学校の人と交流して、朝鮮学校の教師陣が、日本側生徒達の情報をどの程度、どのように把握し、それをどのように活用しているか、それが心配です。また、日本生徒に対する情報提供がどのようなものであったかも気になります。 さて、次の写真は、人権作文入賞作品全国版です。写真をクリックしてください。出てきた画像が小さい場合は、少し待って、右下に出てきたマークをクリック、 次の写真は掲載されている作文の一部。 ブログに掲載するにあたって、巻末に書かれてあった連絡先に電話して、聞いたところ、普通の著作物を引用するような形で、常識の範囲内なら…、とのことでした。しかし、全文掲載には許可がいるんだそうです。 この作文は、生活保護を受給している母子家庭では、保険証というものがなく、受給証が身分証明書となります。しかし、それを知らない人が多く、携帯電話のお店の窓口ですぐには買えず、翌日、同じところに行ったら、別の店員さんがいて、その人は知っていて、その時はすぐ買えたとのこと。 私が言いたいのは、確かに、携帯電話を買えなかった時は、不愉快だったと思いますが、その時の店員さんは、母子家庭を受け入れない人ではなく、単に知らなかったというだけで、知らない店員さんにとってみれば、携帯電話を売れないのは仕方がないことです。 また、日本の社会が「母子家庭を受け入れていない」わけではなく、この生徒はかなり僻んでいると思います。 しかし、人権作文となると、こういう感じのものが多く、私は、人権作文コンテストなどやめてしまえ、と言いたいです。地に足をつけていない子供が、日本の社会の欠点をつく、など分不相応であり、教育によくありません。 なぜなら、日本は最も人権に配慮が行き届いた国の一つであり、それは、歴史的に私達の先達が努力して、知性を磨いて、よい社会となるように頑張ったおかげだからです。だから、母子家庭の人達も生活できるように、行政の保護があるのです。もちろん、いたらない点もあるかと思いますが、大きく見ると日本は良いほうです。 さらにこれをもっと良くするためには、これからの若い人達の努力が必要です。それは経済、産業、学問、文化、防衛、色々な面での努力が必要なのです。そのような社会の一員となってから、批判を展開するものです。 小学校や中学校のうちから「日本は母子家庭を受け入れていない」というような批判を作文させ、表彰してちやほやする必要はありません。可哀想なのは人権作文を書かされている子供達です。 子供にはもっと大きい仕事、高貴な行い、立派な業績を残した人の心構えや努力や勇気を讃えるお話を教え、人権作文ではなく、自分がどういう立派な人になりたいかを書く作文を書かせたいと思います。 とにかく、教育現場における人権とは、精神的スケールが小さく、いじけています。人権とはもっと大きなものをさします。中国や北朝鮮で行われている人権侵害と、学校の人権作文コンテストとは、まったく違うものです。 以上は、この冊子に寄せられた「審査講評」です。これを書いた人は自分が新聞に寄稿した作文を引用しています。キスの話が出てきます。なんで、ここにキスの話なんかがあるのか。この人の文章によると、このキスの話がある記事は、色々なクラスで読みまわしされているんだそうです。 学校で人権とキスの話をコミにして生徒に読ませたら、風紀が乱れるんじゃないでしょうか。やっぱり、日本の学校は相当深く人権病にかかっています。早くなおさないと |
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人権教育というものについて興味があったので私も何冊かその関係の本を読んでみました。そしてじっくり考えた結果、これは巨大なうそだ、と感じました。あれは絶対良くないです。 |
赤井 聡 2007/07/14 12:49 |
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